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 ↑画像クリックで拡大します | 5月14・15日にカナダ・アルバータ州立大学の大場真人准教授を講師としてお招きし、初日は酪農場を訪問して牛群の状態をモニタリングしながらの現状確認、2日目は当社会議室にて営業担当者を対象とした講習会を行いました。 講義内容は、北米で研究されている様々な情報のほか、ケース・スタディとして初日に訪問した農場で見てもらった牛群とその飼料設計の評価をしていただきました。
「乳牛の飼料設計講習会」 ・TMRの飼料設計 vs. 分離給与の飼料設計 ・DMIを制限しているメカニズム ・粗飼料の質を考える ・ケース・スタディ(農場の現状評価) ・分娩移行期の代謝障害と栄養管理 ・離乳移行期の子牛の栄養管理 ・アシドーシスリスクのサイン
油脂サプリメントで考慮すべきこと、移行期管理、ケース・スタディ(農場でのモニタリングと現状評価のポイント)など実践的な話題が多く、営業担当者からは質問や意見が活発に出ていました。アシドーシスリスクを回避しながらデンプンを使いこなす栄養設計の考え方や、実際のルーメン内デンプン消化性のイメージについてもいろいろと考えをお聞きすることができました。 大場先生には長時間に渡る講義から数多くの質問すべてに対して丁寧にわかりやすくご説明いただき、非常に有意義な機会になりました。
今回の講習会には、全道各地の営業拠点に所属する営業担当者が参加しました。 今後はそれぞれが得たヒントを、お客様へのアドバイスの際に役立てながら現場で活かしていきたいと思います。
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